株式会社エージェント
代表取締役兼CEO 一戸 敏 様

「お客様の利益創出に最善を尽くす」という企業理念を掲げ、1996年に保険代理店として創業した株式会社エージェント。
常にお客様の声に耳をかたむけ、人々の生活に「あんしん」をもたらす商品、サービスを提供し続けることを使命とし、
事業を創造している。

CONTENTS
【第一話】コミュニケーションで心掛けていること 時を刻む社長の言葉 ~株式会社エージェント 一戸敏社長~
【第二話】ビジネスモデルや今後の展開について  時を刻む社長の言葉 ~株式会社エージェント 一戸敏社長~
【第三話】大切にしている言葉          時を刻む社長の言葉 ~株式会社エージェント 一戸敏社長~

今回は、株式会社エージェント一戸社長に3つのテーマに分けてインタビューを実施しました。
この第二話では「ビジネスモデルや今後の展開について」をテーマに一戸社長にお話を聞かせて頂きます。

保険代理店として、雇用を促進しながら会社の規模を拡大

ー今回は御社について、詳しくお話を伺います。
まず始めに、御社の「ビジネスモデル」を教えてください。

「生命保険」と「損害保険」を両方扱っている保険会社です。
保険会社は国内に94社ある中で、その内の31社程度取り扱っていて、
お客様に合う保険を販売するという非常にシンプルなビジネスモデルです。

保険の代理店は、20年前は約57万店あったんです。
しかし2017年には約18万店に激減。そしてこれがあと10年も経ったら3万店程になると思っているんですね。
業界の潮流が代理店の数を減らす方向になっているんです。
代理店の先にはお客様がいらっしゃるので、代理店が減れば当然そのお客様は残っている代理店に紐づきます。
要するに一部の代理店の規模がどんどん大きくなってくるということなんですよね。
我々も業界に残る募集人の方を仲間として募って、規模を拡大しています。

業界の潮流が、代理店の数を減らす方向になっているので、残る大型代理店には人は増えていっている。
雇用のあり方も変わってきているので、そういった人たちの雇用を促進しながら規模を拡大しているのが現状です。

ー代理店の数が急激に減っている要因はどんなことが言えるのでしょうか?

「保険業法」というのがあり、保険を扱う人への規制が厳しくなったのが大きい要因です。
以前は一人でやっている人が沢山いたんですが、そんな人たちが一人では商売出来なくなってきたんです。

コンプライアンスを重視して、決まりごとが細かくあるので、
どこか大きな代理店に所属してそういった部分のサポートをしてもらわないとお客様を守れなくなったという背景がありますね。

雇用の確保と、お客様を守る体制整備が一番大切

ー御社が最も重要視している点を教えてください。

やはり「人財」ですね。
業界に残りたい募集人の雇用をきちんと確保してあげて、弊社で安心して働いてもらう。
そしてその先にいるお客様をちゃんと守っていく体制整備をしていくことが我々にとって一番大切だと思っています。

ー「人財」を重視することで、お客様を守ることに繋がってくるんですね。
それでは最後に、御社の「今後の展望」をお聞かせください。

1996年に創業して以来、様々な事業を様々な地域で展開してきた中で
たった一つだけ貫​き続け​てきたことがあります。

それは「お客様に寄り添う」ということ。

会社が大きくなればなるほど、「お客様の声」が遠くなるというのが世の常ですが、
常にお客様に寄り添い続けること、これが我々の事業に対する想いであり、活動の源です。

これを実現するためには、そこで働くスタッフがお客様の声へ常に耳を傾けること、
そしてお客様に様々な課題や悩みを話して頂けるような信頼関係を築いていくことが大切です。

スタッフ全員がそんな人間になるために、我々は「Agent Spirits」という共通の行動規範を持って活動し、
その「Agent Spirits」に則った「人間力」を養い、様々な分野のプロフェッショナルとしての「仕事力」でお客様に価値提供をする。

これこそがエージェントの大義であり、永遠のテーマです。

先程言ったように、代理店の数の減少が向こう10年くらいは続くと思います。
その状況が続いても、この業界に残りたい募集人の受け入れが出来るような態勢をしっかりとつくっていくこと。

さらに、それに伴い急激にお客様の数が増えていくので、
お客様をお守りするサポートの体制をしっかり作っていくことが何より大切だと思っています。

 

ー今後の展開が、お客様だけでなく、業界に残りたい募集人の方々や、働くスタッフにとっても安心を提供でき、
寄り添い続ける体制に繋がりそうです。

次回は時を刻む社長の言葉、一戸社長の大切にしている言葉を伺います。

 

「人財」「お客様」という言葉が多く出てきた今回のインタビュー。
関わる人たちに「安心」をもたらすことの重要さを感じて頂けたのではないでしょうか?

自分の想いを相手に正確に伝えることが「安心」に繋がります。
その「伝える力」を向上させて、声で未来を変えてみませんか?