加賀電子株式会社
代表取締役会長 塚本 勲 様

1968年に電子部品卸業の加賀電子設立。
人との縁を大切に社業発展に尽くし、1986年 東証二部に上場、1997年 東証一部上場を果たす。現在、加賀電子グループは、独立系エレクトロニクスの総合商社として、電子部品・半導体販売からEMS(電子機器 の受託開発・製造サービス)、パソコン・周辺機器、システム提案等の事業をグローバル に展開し、年商2,359億円、グループ会社は国内15社、海外29社、社員数は5,000名超となっています。

今回は、世界各地にいる社員とのコミュニケーションで大切にしていることや、
今後の展望をインタビューさせていただきました。

「上司に対して発言しやすい環境を作ること」は当然だと思っている

-社員とのコミュニケーションで大切にしていることは何ですか?

現在、加賀電子グループの社員数は5000名を超えています。
国内はもとより世界中で大勢の社員が活躍している中で、
社員とコミュニケーションをとることは当然だと思っています。

弊社では、本社ビルに社員同士がコミュニケーションできるフロアを用意しています。
そのフロアに私も頻繁に足を運び、会議の後に懇親会を開催したり、新入社員とコミュニケーションをとっています。
社員が上司に対して発言しやすい環境を作ることは当然だと強く思っています。

「社員と話をするのに、名前を呼ばないのは失礼」と思っていて、この考え方は創業当初から変わっていないんです。

全国の社員と直接話すことを重視しているので、
時には社員のリストを作ってもらい名前を覚えてからコミュニケーションの場に足を運ぶ努力をするようにしています。

その努力は社員と価値観を合わせるためには当然のことで、好きだから出来るんだと感じています。

 “公私混同しない・経営はガラス張り“という方針は、創業当初から変わらない

-「加賀電子」の今後の展望を教えてください。

創業当初から変わらず重視していることは、「社員とのコミュニケーション」以外にもあり、
それは「公私混同しない」。そして「経営はガラス張り」という点です。

努力をして、稼いだ社員にはその分還元する。働けば働くだけ、収入として成果がしっかり表れる環境を作る。
加賀電子はどちらかというと体育会系の会社だと思っています。
そんな体育会系の企業らしく、会社が資金を提供しスポーツ活動も積極的に行っています。
これが、上記にも挙げた「コミュニケーション」の活性化に繋がってきますね。

会長室のドアはいつも開けていて、
いつでも社員が気軽に入ってきて仕事の相談をしに来ます。
時には社員と一緒に企業に訪問したりもしています。
そしてそれが「私の仕事」だと思っています。

大切にしてきた「加賀イズム」を受け継いでくれる社員が育ってきている

-現在、積極的に取り組んでいることはありますか?

現在、創立50周年を機に「50億円ファンド」を作り、
自薦他薦問わずエレクトロニクスやデジタルを中心にベンチャー企業を応援しています。
これから世代が変わっても、基本的な考え方・大事にしたいことを守りながら
時代の流れについていけるような企業であり続けたいと思っています。

加賀イズム」=同業者とはちょっと違った考え方で時代の流れをしっかり読み取ること。
この「加賀イズム」は、諸先輩方の経験に裏打ちされた数多くの「語録」をまとめたものであり、
当社にとって将来にわたって承継し、先輩から後輩へと残し続けていくべき『宝』と言えるものです。

この創業当初からずっと大切にしてきた加賀イズム」を受け継いでくれる社員が育ってきています。

-取材者コメント

 

 

今回のインタビューで、経営者が大切にすべき「社員とのコミュニケーション」の重要性を
感じ取ってもらえたのではないでしょうか?

組織の中で、大勢の人前で話す役割を担う人は必ず「伝える力」が必要になります。
そしてその力は、意識ひとつ、努力ひとつで身に付きます。
この必ず役に立つスキルを向上し、声で未来を変えてみませんか?