国際自動車株式会社
代表取締役 西川 洋志 様
国際自動車株式会社は、2020 年に創業 100 周年を迎える都内最大手のタクシー・ハイヤー・バスを中心とした旅客運送事業の総合企業。
「お客様の笑顔を私たちの喜びとして」という理念を掲げ、創業からの原点を大切にしながら、心を豊かで潤いのある社会づくりに貢献する「km ブランド」を守り成長させ続けている。
CONTENTS
【第一話】コミュニケーションに大切なこと 時を刻む社長の言葉 ~国際自動車株式会社 西川洋志社長~
【第二話】これまでのビジネスとサービス 時を刻む社長の言葉 ~国際自動車株式会社 西川洋志社長~
【第三話】大切にしている言葉 時を刻む社長の言葉 ~国際自動車株式会社 西川洋志社長~
勤続47年を迎える代表取締役西川洋志社長に、「大切にしている言葉」というテーマでインタビューさせていただきました。
本音でしか話していません
ー社長が大切にされていること、言葉があれば教えてください。
まず本音で話すということです。というか、本音でしか話していません。言いにくいこともちゃんと言う。
新卒採用のネーミングや企画も、私が提案しても社内会議で反対されたり、止められることがあります。協議の結果、今回は” 仮面採用” や” すっぽんぽん採用” に決まりましたが、本当はもっといろいろ案がありました。”すっぽんぽん採用” では本当に湯船に入って、背中を流し合う写真も撮りました。オフショットとしていい思い出です。
みなさんに感謝の連続だった
ー社長自身も本音で話して、アイディアを出されてるんですね。会議で社長の案に反対することも、全員が本音で向き合っているんだなと感じます。
ひとりで仕事なんかできないですよね。それに、自分はたまたま社長になっただけだと思っています。
大学を卒業してからすぐ入社して勤続47年になりますが、当時は経営者になるなんてこれっぽっちも思っていませんでした。ここまでいろんなことを教えてくれた先輩もいました。
仕事というより、自分の人生を振り返って、とにかく感謝しています。
業界に浸っている時間も長いので、これからも上から見たり下から見たり、いろんな方向から見てもらうことが必要だと思っています。いまでは大学の講演会に呼ばれることも多くなりましたが、いろんな業界、年齢の人から 意見をもらう。学生にも”力を貸してほしい“とお願いをして一緒に仕事をしていく。 これはこれからも大事にしていきたいです。
インタビュー後記
柔軟に意見を取り入れ、年代問わず声をかけて一緒に働こうと声をかけてくださる姿勢。周りへの感謝を忘れずに誰に対しても本音で話してくださるお人柄。
47年会社と向き合ってこられながら、謙虚で温かいお人柄と笑顔は本当に魅力的でした。新卒採用で出会った学生さんや大学の方々、また社員の方々も同じように思っていらっしゃるのではないでしょうか。会社の規模も大きくなり、社長になられてからも、どんなときも本音で語り、若い人や今までとは違う意見を取り入れる姿は尊敬の一言です。
そしてインタビュー時間が足りないと思うくらい、あっという間の時間でした。社長にお会いしてから、kmタクシーを見るたびに目で追ってしまいます。
きっと西川社長はただ”本音で” お話をしてくださったに過ぎないのですが、だからこそ心が動かされました。
本当にありがとうございました。
「コミュニケーション」や「言葉」は人間関係の構築にとても重要だと感じて頂けたのではないでしょうか。
そんな皆様の「伝える力」「聴く力」をさらに向上させませんか?