株式会社エージェント
代表取締役兼CEO 一戸 敏 様
「お客様の利益創出に最善を尽くす」という企業理念を掲げ、1996年に保険代理店として創業した株式会社エージェント。
常にお客様の声に耳をかたむけ、人々の生活に「あんしん」をもたらす商品、サービスを提供し続けることを使命とし、
事業を創造している。
CONTENTS
【第一話】コミュニケーションで心掛けていること 時を刻む社長の言葉 ~株式会社エージェント 一戸敏社長~
【第二話】ビジネスモデルや今後の展開について 時を刻む社長の言葉 ~株式会社エージェント 一戸敏社長~
【第三話】大切にしている言葉 時を刻む社長の言葉 ~株式会社エージェント 一戸敏社長~
今回は、株式会社エージェント一戸社長に3つのテーマに分けてインタビューを実施しました。
この第一話では「社内・社外コミュニケーション」をテーマに一戸社長にお話を聞かせて頂きます。
「心の目線」と「実質的な目線」は必ずリンクする
ー「コミュニケーション」について、お話を伺います。
まずは社内でのコミュニケーションで心掛けていることは何ですか?
「目線」ですかね。
例えば、社員に「頑張ってるか?」と声を掛けるシーン。
そういう時には、上から声を掛けるんではなくて、必ず隣や目の前に座って、
同じ目線で話すことは心掛けています。
「心の目線」と「実質的な目線」は必ずリンクすると思っています。
立場上、若手の社員や新入社員はどうしても緊張するじゃないですか。
だから杓子定規な言葉を使わないようにしています。
心の障壁を持たれないようにするにはどうしたらよいかは常に考えていますね。
そしてそれは「自己情報開示」だと思っているんです。
自分の持っている情報や、内在している情報、おかれている環境をきちんと相手に伝えることで、
相手も同じようにしてくれる。
簡単に言えば「腹を割って話す」ということですね。
会社全体で良いものを創ろうという取り組みにはコストは惜しまない
ー昨年だけでも、東京・川崎・横須賀・宮城中津など、各地に支店が増えていますね。
そんな全国各地の社員の皆さんが、コミュニケーションを取れる場はどのように作っているのでしょうか?
弊社はグループ全体で20拠点くらいあって、
そうすると各拠点で完結してしまって、セクショナリズムになりやすいんですよね。
他の拠点とのコミュニケーションもなくなってしまう。
なので、各拠点の人が関わるようなプロジェクトをつくったり、
企業理念を体現するための10の行動指針である「Agent Spirits」を浸透させるために、
現場でどういう取り組みをしたらいいかを考えてもらうプロジェクトをつくったり…
そういった機会をつくり、月に1回は全国から社員が集まってきます。
年に1回はグループ全体のキックオフミーティングを行い、2日間で講演や研修も実施しています。
会社全体として良いものをつくっていこうという取り組みをするために
人が集まる場をつくることにコストは惜しみません。
相手に合ったコミュニケーションツールを使うようにしています
ー社外のコミュニケーションでは、社内とは違う心掛けはありますか?
お客様それぞれに向いたツールがあるじゃないですか。
「SNS」や「メール」「電話」など、
その人が好きなコミュニケーションツールでアプローチするということは決めています。
ツールってすごく大事だと思っていて、どのアプローチ方法が有効なのか。
相手が心地悪いコミュニケーションは何なのかは常に考えるようにしています。
あとはコミュニケーションの「頻度」。
この人には最後にいつどんなコミュニケーションを取ったかはすぐわかるように記録しています。
この「ツール」と「頻度」はとても重視してコミュニケーションを取るようにしていますね。
ー社内でも社外でも、想いが伝わるコミュニケーションの取り方を心掛けている一戸社長。
次回は「ビジネスモデルや今後の展望」をテーマにお話を伺います。
今回のインタビューで「自己情報開示」や「人が集まる場をつくる」ことが
良いコミュニケーションに直結すると感じて頂けたのではないでしょうか。
そんな内容を実践的に学びながら、
「コミュニケーション力」を向上させて、声で未来を変えてみませんか?