株式会社ベルーナ
代表取締役社長　安野 清 様

1968年に友華堂（現・株式会社ベルーナ）を創業され、「お客様の衣食住遊を豊かにする」理念の下、多角的に事業を展開。2018年にはモルディブに日本人で初めてホテルを開業。2021年3月期には、売上高2,064億円となり、総合通販No.1に育てる。売上高3000億円、営業利益300億円を通過点に通信販売総合商社の熟成を目指し、無限の挑戦を続けている。

代表取締役社長 安野 清社長に「今後の展望」について、お話を伺います。

健全なる冒険 ―

ー今後の展望を教えてください。

各事業がランクで言えば ※S・Aクラスまで目指す、日本一を目指すことです。

メインであるカタログ事業は、ネットを含めて増強してこうと取り組んでいます。
それらを達成するためには、「お客様への最適な利益の提供」「気持ちのいい職場づくり」「業績向上」など
基盤部分を確立させることが重要だと考えています。

土壌をしっかり作ることですね。
なんでも成果をだすには土壌が大事で、結局本人が頑張っても土壌ができていなければ結果はだせないので、
気持ちの良い環境であることや評価される会社であることが大事です。

社員の頑張りが、安定性・継続性・成長性・収益性につながって、達成できるように進めていきたいです。

※評価のA・B・Cランクの上のSを表す

ー最後に、安野社長が好きな言葉を教えて下さい。

健全なる冒険です。時代の変化に対応しながらチャレンジすることです。

そしてやはり「仕事を楽しくやる」ことです。好きな人にはかなわないですから。
努力している人間よりも好きでやっている人の方が強い。
楽しいと発想や創造がでるため、楽しんでやっている人にはかなわないのです。

なかなか成果があがらない場合は、時代にあっていない可能性もある。
時流にのるということが大事ですね。

そのためにも、仕事がしやすいリラックスした環境づくりが必須です。

これは社長の使命でもあると感じているので、社員だけではなくアルバイト・パートの方を含め、
従業員全員の満足度の向上に努めていきます。

最後に、ビジネスにおいて結果や功績はもちろん大切ですが、
例え成功しなくても仕事を最後までやり切った、楽しかったと感じた自分を褒めてほしいです。

 うまくいかなくても納得するということ、自分にはどんな時も嘘をつかないということですね。

時代の変化に対応して、健全なる冒険をしていきたいです。

≪インタビュー後記≫

安野社長、ありがとうございました。

創業から５０年を超えた、ベルーナ様の成長の秘訣は社長の社員に対する伝達や、
やる気にさせる制度・人材育成にあることがわかりました。

果敢に挑む姿には、多くの方が刺激を受け、今後更なる発展が想像出来ました。
安野社長の経営術は、「健全なる冒険―勝算を見極めて果敢に挑む」でご一読ください。

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